【感想・評価】「そして誰もいなくなった」のあらすじを紹介!孤島で起こる誰にも解けない連続殺人が幕を開ける

そして誰もいなくなった
【感想・評価】「そして誰もいなくなった」のあらすじを紹介!孤島で起こる誰にも解けない連続殺人が幕を開ける

ミステリの代表作ともいえるのが「そして誰もいなくなった」です。

かの有名なアガサ・クリスティーの絶頂期に出された作品。

代表作ともいえる「そして誰もいなくなった」ですが、最後のどんでん返しにみんながやられると思います。

今回は誰にでも読みやすく楽しめるアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を紹介。

あらすじから私自身の感想までを書いていますので、ぜひお読みください。

目次

「そして誰もいなくなった」概要

そして誰もいなくなった概要
  • 書籍名:そして誰もいなくなった
  • 作者:アガサ・クリスティー
  • 翻訳:青木久恵
  • ページ数:382ページ
  • ミステリジャンル:孤島、クローズドサークル、本格ミステリ

あらすじを紹介

10人のもとに兵隊島への招待状が届いた。

主はU・N・オーウェンという人物。

招待されたメンバーは過去に何かしらの罪を犯していた。

島での晩餐会で全員の罪について暴露するテープが流れる。

罪を認めている者もいれば、噓っぱちだと言う者も。

そんな中、晩餐会で1人毒物を飲んで亡くなってしまう。

自殺だと思われたがその後も人が亡くなっていき、どうやら犯人は兵隊の歌のみかけ殺人を行っていることが分かる。

その後も残されたメンバーは殺害を止めることができず、連続殺人は止まらないのである。

このような方におすすめ

そして誰もいなくなったのおすすめポイントは下記になります。

「そして誰もいなくなった」おすすめポイント
  • ミステリの王道作品を読みたい
  • 本格ミステリが好きな方
  • あまりミステリを読んだことがない方
日夜

そして誰もいなくなったのオマージュ作品がたくさん出ていることからたくさんの作家たちに影響を与えた作品です!

助手のまめ

有名作家たちが参考にするぐらい面白い作品なんだね!

ミステリの王道作品を読みたい

ミステリといえば!という代表作を読みたい方はぜひ読んで欲しい作品です。

ミステリを読んでみたいけど何から読んだらいいかわからない方はこの作品からが非常におすすめ!

外すことはまずないと思います。

私自身、様々なミステリを読んできましたが「そして誰もいなくなった」はかなり読みやすく面白かったです。

終始誰が犯人なのか?次は誰が殺害されてしまうのか?というハラハラ感やドキドキ感を存分に味わうことができます。

まずは「そして誰もいなくなった」を読んでみてください!

本格ミステリが好きな方

現代の人気があるミステリはまさに本格ミステリという分野です。

本格ミステリとは下記参照。

本格ミステリとは「謎解き」「トリック」「頭脳派名探偵の活躍」に重きを置いたミステリ作品である。「謎解き」とは作中で提示された謎が読者の前で解かれること。「トリック」とは作中の謎を構成する要素。「頭脳派名探偵の活躍」とは知性溢れる探偵の活躍劇のことを示す。

うんちく

本格ミステリは読者もミステリの世界に入って犯人を推理できるので、読んでいて楽しいですし物語をより間近に体験することができます。

まさに、その世界にいるような感覚を味わえます。

ミステリといえば本格ミステリの作品を選ぶことをおすすめします!

あまりミステリを読んだことがない方

あまりミステリを読まない方にもおすすめできる作品です。

まずトリックが難しくないのでミステリにあまり免疫がない方でも理解しやすい内容となっています。

ミステリの中には、密室のトリックなどで想像つきにくいものもあるので、ミステリが苦手な方や慣れてない方には厳しい作品がいくつもあるのは確かです。

その点、「そして誰もいなくなった」はミステリも分かりやすく、登場人物も特徴的で覚えやすいので気軽に読みたい方にはとてもおすすめ!

日夜

ミステリ好きからしても「そして誰もいなくなった」はかなり読みやすく、人気の理由がよく分かる作品

「そして誰もいなくなった」を読んだ感想

そして誰もいなくなったはタイトル通り、誰もいなくなります!

犯人は誰なのか、どのように犯行をしているのかという本格ミステリの展開を存分に味わうことができます。

元祖孤島ミステリ

孤島ミステリ(島が舞台となるミステリ)は最近の作品ではまあまあ多く、人気もあります。

孤島ミステリはクローズドサークルになることが多いので、犯人からしたら連続殺人をしやすい環境なわけです。

クローズドサークルは下記参照。

クローズド・サークル(closed circle)とは、ミステリ用語としては、何らかの事情で外界との往来が断たれた状況、あるいはそうした状況下でおこる事件を扱った作品を指す。

Wikipedia

次は誰が亡くなるんだろう?犯人は誰でどのように殺害したのか?などを存分楽しめるところがクローズドサークルのいいところです。

また、孤島ミステリはハラハラドキドキ感を堪能できます。

日夜

そして誰もいなくなったをもとにして作られた作品は多々あります!

助手のまめ

それだけ面白い作品ってことだね

十角館の殺人のもととなった作品

綾辻行人館シリーズ第1弾の「十角館の殺人」はそして誰もいなくなったをもとにしています。

十角館の殺人もすごく面白く、とにかくトリックが考えられていてびっくりです。

誰もが「だまされた」と思うでしょう。

十角館の殺人も面白いので興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください!

まとめ【そして誰もいなくなった】

そして誰もいなくなったはとても面白かったです。

ミステリをあまり読まないという方にも胸を張っておすすめできる作品。

また、そして誰もいなくなったをもとにした十角館の殺人もかなり面白い作品ですので一緒に読んでみてください!

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この記事を書いた人

謎好きの日夜と申します。推理ものが好きで月に2~3冊読んでいます!特に好きなのが綾辻行人館シリーズ。おすすめの推理小説を紹介しています!!

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