ある山荘で起こる殺人事件を描いた「ある閉ざされた雪の山荘で」。
本作品の衝撃的なトリックには参りました。
毎度驚かされますが、今回の「ある閉ざされた雪の山荘で」もびっくりです!
では、本作品を読んだ感想やあらすじなどを紹介していきます。
「ある閉ざされた雪の山荘で」概要
- 書籍名:閉ざされた雪の山荘で
- 著者名:東野圭吾
- ページ数:292ページ
- ミステリジャンル:本格ミステリ、クローズドサークル
あらすじを紹介
乗鞍高原のペンションに役者のオーディションに合格した男女7名が集まった。
役者たちは脚本家東郷先生からの手紙でペンションに集められた。
しかし肝心の東郷先生が現れず、ペンションのオーナー曰くペンションにも来ないという。
何か試されていると考えた役者7人はとりあえずペンションで過ごそうということになった。
ペンションでは役者仲間が一人また一人と消えていく。
消えた仲間は殺害されてしまったのか?
または殺害された演技として東郷先生が仕組んだものなのか?
読者も震える衝撃のラストが待っている!
読んだ感想を紹介
- 演技なのか本当の殺人なのかわからないという特殊な状況下でドキドキ
- 東野圭吾のトリックに脱帽
- 衝撃のラストで正直かなりびっくりした
読んでみて正直とても面白く、ミステリ好きにはたまらない物語でした。
下記で詳しく読んだ感想を話していきます。
演技なのか本当の殺人なのかわからないという特殊な状況下でドキドキ
演劇メンバーが一人ずつ消えていくという、まさにそして誰もいなくなったのような展開となります。
そして誰もいなくなったと違う点は死体があるのではなく、人ごと消えてしまうということです。
そして誰もいなくなったは下記で紹介しています。
「ここでこのように殺害された」という紙切れが床に落ちているという、「本当に殺害されたのかな?」だとか「これも演技なのか?」という風に読者も考えさせられる作品です。
次は誰が狙われるのか?または消えてしまった方はどこへ行ってしまったのか?をぜひ推理してみてください。
本作品を読んでいるときは「どっちなんだろう?」とすごく考えさせられました!
推理する材料はそろっているのでぜひ推理してみてくださいね!
東野圭吾のトリックに脱帽
やはり東野圭吾の叙述トリックには脱場でした。
叙述トリック好きの私にとっては東野圭吾のトリックにドハマりしてしまっています。
本作品もやはり叙述で読者をだましにかかっているので、皆さんにもぜひ東野圭吾のトリックに挑戦してみて欲しい。
トリックの詳細は言えませんが、推理をする材料は物語中にあるのでかなりフェアな作品です。
叙述トリック好きなので東野圭吾のトリックは本当に面白い!
皆さんも騙されないように注意です!
衝撃のラストで正直かなりびっくりした
仮面山荘殺人事件でもそうでしたが、やはり衝撃のラストというのが東野圭吾の十八番とも言えます。
仮面山荘殺人事件については下記を参照。
ラストで一気に状況がひっくり返るという東野ワールドには毎度やられる。
本作品も衝撃のラストが待っているので、ぜひご自身で体感していただけたらと思います。
衝撃のラストで解読感がある作品でした!
とにかくスッキリした感じで、読後は終わってしまったという寂しい気持ちがありました!
まとめ【ある閉ざされた雪の山荘で】
今回の「ある閉ざされた雪の山荘で」も東野ワールドが全快でしたね。
私はクローズドサークルのミステリが好物なので、本作品はたまりませんでした。
東野圭吾のトリックには本当に脱帽!
また他の東野圭吾の作品を読もうと思えました!
他の東野圭吾おすすめ作品
【仮面山荘殺人事件】
- 疑似的なクローズドサークルで起こる殺人
- 究極のトリックで読者を騙す
- 衝撃のラストで震えます!
コメント